2026年2月頃にストリングマシンを買いました。
ストリングマシン購入自体は初めてです。
買ったのはプロストリンガー Platinum です。
何回か使ってみたので、買った理由、実際に使って感じたメリット・デメリット、お気に入りガットをメモしておきます。
ストリングマシン購入
購入理由
一番わかりやすい理由は、張り替え1回ごとの金額が安くなることです。
ただ、それだけではありません。
しょっちゅうガットを変えたくなるのと、中古ラケットも時々購入するので、そのたびにお店に張ってもらいに行くのがまずめんどくさい。
クロスのテンションを落としたり、さらに極端に落としてみたり、ハイブリッドを試したりするのも、人にお願いすると少し小恥ずかしいところがあります。
お店で張ってもらっても、張っている人が毎回同じとは限らないし、毎回完全に同じ仕上がりになるとも限りません。
もちろん、お店にある大きいマシンは固定クランプを使うものが多く、マシン自体の精度は高いようです。
そこはショップで張ってもらうメリットだと思います。
一方で、プロストリンガープラチナムはフライングクランプを使うタイプなので、ショップの固定クランプ式マシンとはそのあたりが違います。
ただ、自分みたいに色々なガットやテンションを試したくなる場合は、自宅で好きな時に張れる方が合っていそうだなと思って購入しました。
実際使って感じたストリングマシン購入のメリット
1. ロール購入もできるし作業費もかからないので安い
例えば、Hyper-G の 200m ロールを買って、1張り 12m 使うとします。
1 | 200 / 12 = 16.6666... |
端数を考えると、だいたい16回張れる計算です。
ロールが18000円だとすると、1張りあたりはこうなります。
1 | 18000 / 16 = 1125 |
1張り1125円。
これは安い。
お店に行くと、ガット代に加えて1張りで2000円程度の作業費もかかるので、合計で4500円弱くらいはかかりそうです。
それを考えると、何回も張る人ほどかなり差が出ます。
あと、ガットが切れた時にお気に入りガットの手持ちがなくても、とりあえず張れるように安いガットロールを買っておけるのも良いです。
18000円のロールでも安価な方だと思いますが、さらに半額くらいに抑えることもできます。
例えば SIGNUM PRO Hextreme は安くて、6角形で気になっていたので買っておきました。
実際に張ってみるとスピンもかかるし、悪くない印象です。
2. 安いから色んなガットを試せる
自分で張れるようになると、ガットを試す時の心理的なハードルがかなり下がります。
お店に頼む場合は、ガット代と作業費を考えて「外したら嫌だな」と思ってしまいます。
でも自分で張るなら、合わなければ次を試せばいいと思いやすいです。
メインとクロスを変えたり、クロスだけ安いガットにしたり、テンション差を大きくしたり、ちょっと変なことも試しやすくなりました。
3. 好きなショップでガットを買える
ショップに張り替えをお願いする場合、基本的にはそのお店でガットを買うことになります。
自分で張るならその制限がありません。
ネットで安いところを探して買ってもいいし、セールでロールを買ってもいい。
好きなガットを好きなところで買えるのは地味に大きいです。
実際使って感じたストリングマシン購入のデメリット
1. 張るのに意外と時間がかかる
最初は1本張るのに1時間を超えました。
慣れてくると30分から40分くらいまでは縮められると思いますが、それでもそれなりに時間はかかります。
お店に預ける手間はなくなる一方で、作業時間は自分で払うことになります。
2. ラケットによって通す位置が違う
ラケットによってガットを通す位置が違ったり、メインのスキップ位置が違ったりします。
慣れていないうちは、時々交差を間違えます。
もし張った後に気づいたら、そのガットは切って捨てて、やり直しです。
ここはけっこう悲しいので、最初のうちは張る前にパターンを確認した方が良いです。
3. 場所をとる
ストリングマシンなので、ある程度は場所をとります。
ただ、プロストリンガー Platinum は付属ケースに収納するとだいぶ小さくなります。
使わない時は押し入れや棚に置いておけば、そこまで困らないかなと思います。
4. いつ元が取れるんだ問題
ストリングマシン本体の初期費用があるので、何回張れば元が取れるのかは考えてしまいます。
ただ、自分の場合は単純な節約だけではなく、ガットを好きに試せることも含めて買っています。
毎回の張り替え費用が下がることに加えて、遊びの幅が広がるのが大きいです。
お気に入りガット
firewire BOOST
今のところ気に入っているのは firewire BOOST です。
メインが三角形、クロスが丸形のハイブリッドストリングです。
メイン側の引っかかりと、クロス側の滑りによってメインのスナップバックの両方を意識した組み合わせになっています。
これもロールをどうにか安いところで買うと、1回800円程度にできます。
そう考えるとかなり試しやすいです。
今のところ、自分の中ではかなりお気に入りです。
スピンをかけたいけど、ただ硬いだけのポリにはしたくない時に使いやすい印象があります。
まとめ
ストリングマシンは、単純に安く張れるのも良いですが、それ以上に「思いついたセッティングをすぐ試せる」ことが大きいです。
張る作業自体は面倒ですし、ミスると普通にガットを無駄にします。
でも、ガットやテンションを色々試したくなる人なら、かなり楽しい道具だと思います。