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GitBashにgccをインストール

go installしてたら「gcc.exe」が無いとビルドできないぞ!
と言われたので、mingw64のバイナリから持ってくる方法を覚えました。

前提

  • Windows10
    • Git

手順

Gitをインストール

Windows向けのGitはここからインストーラを入手できます。

起動し、全て「はい」を選択したとして次の手順に進みます。

MinGW-w64のバイナリをダウンロード

ここの下の方にあるx86_64-win32-sjljを選択しダウンロードします。

このファイルはダウンロードフォルダに置いておいてください。
解凍するために、7zipをインストールします。

7-zipのインストール

ここからダウンロードし、インストールします。

解凍

GitBashを管理者権限で開き、以下コマンドを実行して解凍します。

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$ cd ~/Downloads
前半は7z.exeのパス、xはeXtractのx、最後は7zipファイルのファイル名
$ /c/Program\ Files/7-Zip/7z.exe x x86_64-8.1.0-release-posix-sjlj-rt_v6-rev0.7z
7-Zip 19.00 (x64) : Copyright (c) 1999-2018 Igor Pavlov : 2019-02-21

Scanning the drive for archives:
1 file, 52785774 bytes (51 MiB)

Extracting archive: x86_64-8.1.0-release-posix-sjlj-rt_v6-rev0.7z
--
Path = x86_64-8.1.0-release-posix-sjlj-rt_v6-rev0.7z
Type = 7z
Physical Size = 52785774
Headers Size = 109370
Method = LZMA2:26 LZMA:20 BCJ2
Solid = +
Blocks = 2

Everything is Ok

Folders: 340
Files: 13669
Size: 527855563
Compressed: 52785774

解凍が終わると、またコマンドが打てる様になるため、mingw64フォルダが作成されている事を確認します。

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$ ls
mingw64 x86_64-8.1.0-release-posix-sjlj-rt_v6-rev0.7z

gccなどをGitのインストールディレクトリにコピー

GitBashを管理者権限で開き、以下のコマンドを実行します。

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解凍してできたmingw64フォルダ内のbinフォルダに移動
$ cd ~/Downloads/mingw64/bin
tarで既存のファイルに上書きはしないオプションを付けて、Gitのmingw64/binにコピー
$ tar -cvf - . | tar -xvf - --keep-newer-files -C /c/Program\ Files/Git/mingw64/bin/

この後GitBashを起動し直すと、gccが使用出来る様になっています。